陳情文書表

受理番号第174号 付託委員会総務企画委員会
受理年月日令和3年8月27日 付託年月日令和3年9月10日
件名 令和3年度美ぎ島美しゃ(宮古・八重山)圏域の振興発展に関する陳情
提出者美ぎ島美しゃ市町村会
会長 石垣市長 中山 義隆
要旨


 このたび、美ぎ島美しゃ市町村会は、宮古・八重山圏域における喫緊の課題や財政的に解決が困難な課題等を次のとおり取りまとめた。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 新型コロナウイルス感染症に対応するための医療体制の確保、観光客等に対する水際対策及び感染症の影響を受けた経済の回復等について、感染症の終息が見通せない中、今後も新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した効果的な施策の推進が必要であることから、令和3年度以降における同交付金と同様の継続的な財政支援について、国に対し働きかけること。
2 竹富町―石垣市間における海上輸送手段として大きなウエートを占めているJA所有の貨物船について、導入後27年以上の年月が経過し老朽化が著しく、JAは維持管理等の採算性から運営が困難ということで廃船と同時に本業務から撤退することになっている。今後は、竹富町が船を新造することで国と調整を進めているが、仮に国庫補助(8割補助)の活用が見込めたとしても本町負担分の2割はその予算規模から膨大である。輸送量が向上することで離島間流通が活性化し、農業規模の拡大にもつながり、ひいては沖縄の振興にも資するものであることから、新造船に係る県の一部負担について検討すること。