陳情文書表

受理番号第48号 付託委員会経済労働委員会
受理年月日令和6年3月22日 付託年月日令和6年6月28日
件名 沖縄の文化をなくさないよう求める陳情
提出者那覇工業高校 「高校等出前講座」 グループ8
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要旨

 コロナ禍により沖縄独自の組踊や紅型、エイサー、琉球ガラスなどの文化に触れる機会が減少している。この状態が続けば、文化を継ぐ人や、その文化自体がなくなってしまう可能性が出てくると考える。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
1 地域に伝統文化を体験できる場を設けること。
2 インターネットを利用して、いろいろな文化や行事を紹介するサイトをつくること。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者知事
報告内容

(処理経過及び結果)
1 県主催の「かりゆし芸能公演」では、年間をとおして各地域で組踊、琉球舞踊、沖縄芝居等の芸能公演を開催するとともに、地域の方を対象とした体験型ワークショップを実施しております。
また、各地域の文化協会等では、公民館などの文化施設を活用して、エイサー、琉球舞踊、空手などの伝統文化の体験学習プログラムを実施しております。
引き続き、県民の文化への関心を深める環境づくりに努め、沖縄文化の普及・継承・発展に取り組んでまいります。
2 県では、平成29年度に文化情報を扱うサイト「しまかる」を構築し、県内の文化芸術を活用したイベント、文化施設、助成金制度などの情報を発信しております。
また、令和5年度から実施している「しまじまの芸能を活用した文化観光コンテンツ創出事業」で新たにサイトを構築し、地域の伝統芸能に関する情報を発信しております。
引き続き、サイトの周知を図り、多様で豊かな文化芸術を県内外に発信してまいります。