要旨
沖縄県においては、令和6年3月に沖縄らしい世界水準の観光地にふさわしい良好な沿道景観形成を目指して「街路樹植栽・維持管理ガイドライン」を作成している。一方で、雑草の繁茂、高木の不適切な剪定や街路樹の倒木、舗装の破損などについて課題がある旨、認識を示す記述があるが、宮古島市の県道も同様の課題がある。沖縄県は、道路維持管理性能規定方式を導入し是正に向けて活動しているが、宮古島市における県道の現状はこれまでよりさらに悪くなっている。県道230号線(狩俣-池間方面)、県道83号線(島尻-保良方面)、県道204号線(伊良部-佐良浜方面、歩道路面通行不可)、県道190号線(宮古空港-上野新里方面)、県道252号線(下地島空港-平良方面)などについて、植栽繁茂や道路舗装破壊による通行への影響や街路灯の無灯火による夜間の通行への支障など、管理されていない県道への苦情が後を絶たない。街路樹の管理については、間引きや撤去なども視野に入れて、管理の徹底により適切な道路環境整備を行っていただきたい。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 街路樹の管理の徹底及び撤去、間引きをすること。
2 街路樹により破壊された歩道路盤の整備をすること。
3 街路灯の管理を徹底すること。 |