要旨
嘉手納町においては、米軍基地から昼夜問わずまき散らされる激しい騒音や、航空機のエンジン調整等で排出される排気ガスの悪臭による被害にさいなまれ続けているが、ここ数か月被害状況は悪化している。
本町の騒音測定調査によると、8月11日には70デシベル以上の騒音がロータリープラザ測定局において90回、嘉手納町役場測定局で75回測定された。また、翌12日には、「ここ1週間爆音もひどいが、排気ガスの臭いもすさまじい」など、多くの苦情が本町に寄せられており、町民の怒りは頂点に達しつつある。
日米両政府においては平成22年に日米安全保障協議委員会の共同発表で確認された嘉手納基地における負担軽減(嘉手納におけるさらなる騒音軽減)に基づき、町民が実感できる有効な対策を早急に講ずることを強く求める。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 「嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置」を遵守すること。
2 嘉手納基地への外来機の飛来を禁止すること。
3 米軍再編に係る嘉手納飛行場の訓練移転に関する訓練計画を一層拡充すること。
4 嘉手納基地における負担軽減(嘉手納におけるさらなる騒音軽減)に基づき、町民が実感できる有効な対策を早急に講ずること。 |