要旨
那覇空港から北上し現地を通る国道及び本部半島においては、新聞でも報道されている国のお墨つきの公園施設の開業に向けて、予定地周辺の交通渋滞緩和のため、自転車競技を除く駅伝、ロードレースの道路使用競技及び陸上競技の全てで競技組織の解散、競技会大会の廃止、大会の縮小(レク化、ローカル化)が行われ、地域全体として弱体化が進んでいる。これは青少年及び地域競技者の夢や希望を奪い、競技を通しての健全育成、競技力の向上、強化、発展を阻害し衰退させるもので、公園施設開業に異論はないものの問題である。
北山高校駅伝部の活躍は全国から注目されたが、渋滞緩和の観点からこの地域での盛り上がりを避けるため、指導及び活動母体を公園開業と反対路線の西海岸に移動し排除した形となっている。その中でのいじめ問題は常識で考えられないことが多く、「何か大きな力が働いている」「大人同士の問題」「守秘義務がある」「組織の一員」と、生徒の問題とはかけ離れた言葉が何度も聞かれた。一時的に渋滞を招く公道競技である駅伝関係で問題が出ることを防ぐため、なだめるため、これ以上騒いでほしくないため、県教育委員会主導の下、関わる機関や有力者たちが真実を都合よく歪曲したものである。この件は個別の案件ではない。
ついては、高校駅伝の整理縮小、監督の異動は公園開業への協力かどうか説明するよう配慮してもらいたい。 |