陳情文書表

受理番号第158号 付託委員会経済労働委員会
受理年月日令和6年9月13日 付託年月日令和6年9月25日
件名 下地与那覇地区前浜ビーチ浸食に関し海浜保全を求める陳情
提出者一般社団法人 宮古島観光協会
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要旨

 下地与那覇地区前浜ビーチでは、以前より深刻な状況にあった浸食がさらに進行しており、消滅の危機に直面している。前浜ビーチは、「東洋一の砂浜」と呼ばれており、日本のベストビーチのみならずアジアのベストビーチにも選出され、来島客の50.7%が立ち寄る沖縄県を代表する観光地の一つであり、宮古島の地域経済活性化に寄与している全日本トライアスロン宮古島大会のスタート地点でもあるほか、海開きなど多くのイベントの会場としても活用されている。しかし、これまで宮古島東急ホテル&リゾーツ付近で発生していた砂浜の浸食が加速し、(仮称)宮古広域公園の予定地まで拡大しており、特に令和5年度の台風では公園予定地の遊歩道が崩落するなどの被害が発生し、1年たった現在も復旧工事は完了していない。抜本的な砂浜消失対策が行われなければ、今後もさらなる砂浜の消失が予想され、環境の変化とともに観光への影響も懸念される。
 ついては、自然環境及び観光資源保全を目的とした突堤設置などの恒久的な砂浜消失対策を実施するよう配慮してもらいたい。