陳情文書表

受理番号第140号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和6年7月31日 付託年月日令和6年9月25日
件名 旧県立八重山病院跡地を民間医療機関へ提供するよう求める陳情
提出者石垣市議会議長
我喜屋 隆次
要旨

 かりゆし病院は八重山圏内で唯一、慢性期病棟、回復期病棟を有する民間病院で多くの入院患者もおり、石垣市民だけでなく八重山郡民にとってなくてはならない施設の一つである。建物の老朽化と借地契約の期限(令和9年9月)が迫っていることにより、施設閉鎖の可能性も出ている中、移転先を探し始めて約10年がたっている。旧八重山病院跡地については石垣市や本市議会が要請しており、それを受け県病院事業局は令和6年1月に八重山病院とかりゆし病院、同年4月に八重山病院との意見交換会を行った後、石垣市に対して説明会を予定しているとのことだが、まだ行われていない。
 最低でも4000坪以上の土地を必要とする大規模な医療施設は借り上げも厳しく、適正な場所を見つけるのは非常に困難である。令和5年12月の地元選出県議の医療施設移設の質問に対し、病院事業局長は前向きな答弁をした。しかし、あれから半年たったが進展が見られない。県病院事業局はかりゆし病院との話合いを増やし問題を解決してほしい。「八重山の医療を守る郡民の会」も旧八重山病院跡地は医療施設建設地として適地であるとしており、本市議会も2度にわたり「旧八重山病院跡地を医療機関に提供を求める」旨の意見書を可決、要請している。
 ついては、旧県立八重山病院跡地を民間医療機関へ提供するよう配慮してもらいたい。