要旨
西表島の県道215号線において、浦内橋の架け替え工事が令和2年から開始されているが、仮設の橋の工事の進捗状況があまりにも遅く、このような状況で老朽化した既設の橋の安全性は大丈夫なのか懸念している。迂回路もなく、地元の島民をはじめ、観光客が往来する中、極めて危険な状況下において、県は現在の工事の進捗状況と今後どのように計画を立てているのか示してもらいたい。令和2年時点における老朽化した浦内橋の危険度調査の結果は4段階の区分のうち3の段階で、緊急に措置を講ずべき状態とされた。現時点においてはさらに厳しい状況が予想されることから、安心・安全が担保できる措置を講じているのか回答してほしい。
また、県道沿いの街路樹については、管理が行き届かず事故が起きており、この状況を改善するには街路樹の撤去が必要不可欠である。
ついては、早急に改善が必要な県道については緊急に予算を措置し、住民の安心・安全が守られるよう配慮してもらいたい。 |