要旨
県立宮古病院は、宮古圏域6万人弱の医療を担う病院であり、病床数277床、診療科24科、職員数637人で年間18万人の延べ患者数を抱えている。近年は救急も増加傾向であり、医療体制は逼迫している。このような中、医療体制における課題も多く見られる。早急に現場を確認し、課題を取り除き、今後も離島医療の要としての役割を担っていく環境を整えてもらいたい。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 医師の不足、看護師の不足、リハビリのセラピストの不足、事務職の不足、その他医療従事者の不足などを解消するために人材確保を行うこと。
2 外来待合室、救急待合室、売店、倉庫、職員休憩室、更衣室、事務室など建物全体の狭隘さを改善すること。
3 職員住宅の確保、医療機器の更新、雨漏り・浸水対策、建物の改修、医師住宅の改修、看護師住宅の改修、倉庫の確保など施設・設備の更新を行うこと。 |