要旨
子どもたちの安心・安全を守るはずの児童相談所における転落事故死、自殺、自殺未遂、わいせつ事件に関する連日のニュースには驚くばかりであるが、昔から闇に葬られてきた氷山の一角にすぎない。県中央児童相談所が指導と称し面談記録を改ざん、捏造し、スーパーの盗撮事件で発覚したわいせつ事件。令和3年1月に中央児相の一時保護中に起きた転落事故の隠蔽。虐待でなくても「対応件数」に含め、児童虐待統計を水増しした件について国による実態調査が行われたが、そのままの数字を発表、記録している。さらに、陳情第185号の要望を無視し、令和4年に里親にだけアンケートを取り、虚偽のマニュアルを書いただけの処理方針で逃げ続けていることは、県民を欺いており、子どもの安心・安全を守ることができない。
児相の実態を解明するため、現場の職員を呼び、児相とこども未来部、関連機関を百条委員会にかけてほしい。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 児相の記録は5年で廃棄となっているが、全ての記録や県が持つ審査請求に係る文書の掘り起こしをすること。
2 児相、里親、養護施設に入所経験のある全ての児童、親にアンケートを取ること。 |