陳情文書表

受理番号第108号 付託委員会土木環境委員会
受理年月日令和6年7月9日 付託年月日令和6年7月17日
件名 再び人命を失う事故が起きることのないようあらゆる政治活動を行う者に道路交通法などの法律遵守を求め、違反者は黙認することなく取り締まることを求める陳情
提出者つきしろキリスト教会
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要旨


 沖縄県名護市安和の道路上で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に抗議活動中の女性と警備員の男性がダンプにひかれ、女性は右足の骨を折る重傷で、男性は搬送先の病院で死亡する悲惨な事故が発生した。7月5日付の琉球新報によると、亡くなった男性や合図を出した警備員が所属する警備会社は、取材に対し「飛び出しによる不可避な事故であり警備は適切だったと認識している。」と回答している。この報道から、事故の最大の原因は警備員の制止を振り切った危険な飛び出しにあったことが分かる。活動家の身勝手な行動が、警備員の命まで巻き込んだ悲惨な事故につながったのである。このような異常な事故が起きたのは、辺野古移設反対運動において、道路交通法第76条(禁止行為)に違反した工事車両の通行妨害が反対運動の手法として恒常的に用いられてきたことにある。
 この事故の責任は、このような違法行為を黙認してきた沖縄県及び沖縄県警にあることは明らかで、遅かれ早かれこのような事故が起きるのは必然であった。
 ついては、沖縄県及び沖縄県警は深く反省し、再びこのような事故が起きることないよう下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 沖縄県及び沖縄県警は、再び人命を失うような事故が起きることのないようあらゆる政治活動を行う者に道路交通法などの法律遵守を求め、違反者は黙認することなく取り締まること。