陳情文書表

受理番号第56号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和6年4月15日 付託年月日令和6年6月28日
件名 助産師教育の質向上を推進するため、沖縄県立看護大学に助産専攻科開設を求める陳情
提出者沖縄県女性団体連絡協議会
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要旨

 医師の働き方改革等、時代の潮流に伴う産科医療の変化等により、助産師に求められる役割、期待は大きくなっており、助産師の養成数の確保も大きな課題である。社会的ハイリスク妊産婦の増加、価値観の多様化、周産期医療の高度化等に柔軟に対応できる質の高い助産師育成のためには、4年間(学士レベル)の基礎教育の上に助産師教育が行われることが重要と考える。
 保健師助産師看護師学校養成所指定規則改正に伴い、令和4年度入学生から新カリキュラムによる教育が実施されている。この新カリキュラムでは、必須単位数の増加により大学4年内での助産師養成教育が厳しくなるため、沖縄県立看護大学では、学部での助産師養成教育が終了する。助産師を目指す令和4年度入学生が卒業後すぐに進学できるように、令和8年度には助産師養成教育が開始されることが肝要である。
 ついては、助産師教育の質向上を推進するため、下記事項につき配慮してもらいたい。
                  

1 令和8年度に沖縄県立看護大学に助産学専攻科を開設すること。
2 定員20人とし、助産師養成数を確保すること。
3 受験資格は学士レベル(大学4年資格、看護師免許取得者)とすること。