要旨
令和6年11月8日から10日にかけて発生した北部豪雨により、大宜味村は甚大な被害を受けた。浄水場の浸水により長期間の断水が発生したほか、家屋及び車両の浸水、土砂崩れによる村管理道路の崩壊、農作物や養鶏場への被害など、生活基盤と地域産業全体に深刻な影響を及ぼした。本村は災害発生直後の11月9日に災害対策本部を立ち上げたが、県による災害救助法適用の判断が遅れたことにより被災者救済や復旧作業が遅延し、住民生活と自治体の対応能力に多大な負担を強いる結果となった。災害救助法の適用は被災者支援と復旧支援を迅速かつ的確に行うための重要な措置であり、適用の迅速化は県の重大な責務である。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 被災自治体が負担する財政的コストを軽減するため、県として十分な補助制度を整備すること。 |