平成21年(2009年) 第 6回 沖縄県議会(定例会)
第 3号 12月 3日
翁長 政俊
 

 基地問題、鳩山政権になって普天間を取り巻く環境は大きく私は変わったと思っています。知事がこの3年以内の閉鎖状態ということを言っておられましたけれども、まずこれは今後どう取り組むのかお聞かせいただきたいと思います。
 それと新聞報道でなされているんですけれども、県外と言ったらもう楽になると。しかしながら、普天間を解決していく道は非常に遠くなると。また、知事自身の最近のコメントでは、県外移設に県民の声がかなり高まっているという発言もされております。もう、のどのここまで県外だと言いたいんだけれども、なかなか言えないという苦しい胸のうちを知事は吐露しておりますけれども、この苦しい胸のうちというものがなかなか私は県民の皆さんの中にきちっと伝わっていないのではないかなという思いがあるんですよ。ですから、ある意味では沖縄県の知事として、苦しいものは苦しいとしっかり県民の皆さん方にアピールしながら、皆さん方の理解も得ながら基地問題を進めていくことが私は肝要だろうと思っています。ここの部分をちょっとお聞かせください。
 どうですか、もう立場を変えて思い切って踏み込んでいくということも一つだと思いますので、あわせてお聞かせをいただきます。

 
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