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平成13年(2001年) 第 2回 沖縄県議会(定例会)
第 7号 3月 1日
教育長(翁長良盛)
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安里議員の御質問にお答えいたします。
国立高等専門学校創設のこれまでの経過と概要について、それから名称、位置、学科及び入学定員について、それから開校年は何年かという御質問につきましては、一括して答弁を申し上げたいと思います。
国立高等専門学校については、平成10年度及び平成11年度に文部科学省において創設のための準備調査が行われております。
県においては平成11年9月、名護市長及び北部市町村会等からの要望を踏まえ、文部大臣、内閣官房長官等へ同高専の建設候補地を推薦いたしました。平成12年4月には琉球大学に国立高等専門学校(沖縄)創設準備委員会が置かれ、創設に関する具体的事項について検討が進められております。
同委員会から平成12年8月に出された「国立高等専門学校(沖縄)の創設について(中間まとめ)」によると、学校の名称は「沖縄工業高等専門学校(仮称)」、建設位置は「名護市辺野古地区」、敷地面積は約15万平米となっております。また設置学科は、仮称でありますが、情報システム工学、メディア情報工学、機械システム工学、生物資源工学の4学科、生徒数は各学科40名の1学年160名となっております。
今後、同委員会のもとに専門部会が設けられ、教育課程、入学者選抜方法、施設・設備等について具体的な検討を行うことになっておりますが、最終的な決定は文部科学省が行うことになっており、現在のところ開校までのスケジュールについては示されておりません。
なお、次年度は文部科学省において引き続き創設準備が行われることになっており、基本設計費も予算内示がなされております。
以上でございます。
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